@article{oai:gijodai.repo.nii.ac.jp:00000092, author = {山中, マーガレット and YAMANAKA, Margaret}, issue = {47}, journal = {岐阜女子大学紀要}, month = {Oct}, note = {この論文では,アメリカ・インディアンとイギリス人を先祖に持つジェリーエリスの作品の中で,「トレール・オブ・ティアーズを歩く」と「カンタベリーへ行く」という二編のノンフィクション小説を考察し,比較する。 第一章では,「トレール・オブ・ティアーズを歩く」を取り上げ,作者が,先祖が受けた迫害の道を実際に歩くことで,その現代の様子を知るだけではなく,その道の持つ歴史的な価値を読者に知らせようとする姿を,作品を通して考察する。 第二章では,「カンタベリーへ行く」を取り上げ,作者が英語の中世文学の傑作であるチョーサーの「カンタベリー物語」に描かれた道を歩くことで,その現代的意義を読者に知らせようとする姿を考察する。 第三章では,この二つの作品の文体的な違いを考察する。特に,二つの作品には,事実や出来事の描写に関して大きな違いがあることをしめす。 第四章では,この二つの作品が,歴史的な事実や出来事を,現在の読者が敏感に感じ取れるものとして作品を提示し,現代社会に生きる我々が,著者の考え方に共鳴できるという点で,作品の持つ現代的な価値があることを主張する。}, pages = {11--18}, title = {On Reading Jerry Ellis’ Travel Diaries ― A Comparison of Walking the Trail and Walking to Canterbury―}, year = {2017}, yomi = {ヤマナカ, マーガレット} }