@article{oai:gijodai.repo.nii.ac.jp:00000014, author = {太田, 和子}, issue = {45}, journal = {岐阜女子大学紀要}, month = {Jan}, note = {ホウレンソウ(Spinacia oleracea L.)の低シュウ酸含量品種の育成を目的にした組織培養系の確立の一環として,培養植物体の非無菌環境下への順化について検討した。無菌播種し発芽した実生より切り取った根片を,MSIG+ABA 液体培地(インドール酪酸,ジベレリンA3,アブシシン酸を含むムラシゲ&スクーグ培地)に入れ,回転培養と振盪培養を行い,根集塊を形成させた。根集塊から形成されたカルスや不定胚 集塊等を寒天再生培地に移植し,不定芽が伸長したものをペーパーウィック法による発根用培地で培養した。順調に生育したものを滅菌したバーミキュライトを入れた鉢に移植した。鉢を水の入った容器に入れポリラップをして少しずつ開けていく方法で順化に成功した。その後,鉢やプランターに移植しビニールハウスで栽培した。次に変異を起こす割合を高めるために根集塊から形成されたカルスや小さな不定胚集塊等に紫外線を照射し,再分化,順化させる系を検討した。そして,順化に成功した株のシュウ酸含量を測定した。2008年度に紫外線を照射あるいはコントロールとしてそのまま置床した細胞塊を再分化し,2009年度に順化した株のシュウ酸含量を測定したところ,31 株中5 株でシュウ酸含量が低かった。}, pages = {11--21}, title = {ホウレンソウの低シュウ酸含量品種育成に関する研究(Ⅶ) ―順化および紫外線照射株の育成について―}, year = {2016}, yomi = {オオタ, カズコ} }